2011年6月22日水曜日

牧野富太郎

人の人生で、自然に親しむというほど有益なことはありません。
人間はもともと自然の一員なのですから。
自然にとけこんでこそ、はじめて生きているよろこびを
感じることができるのだと思います。
自然に親しむためには、まずおのれを捨てて自然の中に飛び込んでいくことです。
そして私たちの目に映じ、耳に聞こえ、はだに感ずるものをすなおに観察し、
そこから多くのものを学びとることです。

2011.01.15/高知県立牧野植物園にて




幼い頃、祖母は芝生の庭にござを敷き、私を乗せ草むしりをしていたそうです。
きっと小さな手ではこの芝生が、チクチクと、まるで稲のように感じていたのかも知れません。




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